キーボードのタイプ

パソコンで文書制作をしたり電子メールを送ったりするにはキーボードが必要不可欠です。
ノートパソコンには最初からキーボードが搭載されていますし、デスクトップパソコンの多くもキーボードがセットになって販売されていることが殆どですよね。

このキーボードにも色々な種類があるということをご存じでしたか?

キーボードの構造

一口にキーボードと言っても実にさまざまな商品が販売されています。キーボード
ワゴンセールで1000円程度で販売されている製品もあれば数万円する高額なキーボードも販売されていますよね。

キーボードは大きく分けてパンダグラフやメンブレン方式、メカニカル、静電容量無接点という四つに分類されていて、それぞれに特徴や特色があります。

メンブレン方式は上下に設けられた接点シートが触れ合うことで文字の入力などが可能になるタイプで、構造がシンプルなため安価に製品が製造できるというメリットがあります。
今現在販売されている多くのキーボードにこの方式が用いられています。

パンダグラフはキー構造がパンダグラフに似ていることからつけられた名称です。
タッチ感に定評があり、キーのどこを叩いても安定したタイピングができるというメリットがあります。
また、キーストロークが短いというのもメリットでしょう。

メカニカルは一つ一つのキーに電気的なスイッチが設けられており、耐久性の強さや長時間使用しても疲れにくいなどのメリットがありますが、コストは高くなります。

ワイヤレスタイプもあり

キーボードの構造によるメリットやデメリットについてお伝えしてきましたが、現在販売されているキーボードのなかには従来の有線仕様の製品と、無線で使用できるタイプの品があります。

有線仕様のキーボードは恐らく多くの方がご存じだとは思いますが、製品から伸びたUSBケーブルをパソコン本体に接続することで使用することが可能となります。

豊富な製品が販売されているので選ぶ楽しさもありますし、すぐに使用できるというメリットがある一方、ケーブルが邪魔になってしまったり猫やうさぎを飼っているとケーブルをかじられてしまうということもあります。

無線タイプのキーボードは一般的にワイヤレスキーボードと呼ばれますが、こちらはUSBタイプの受信機を本体に接続することでワイヤレスでの使用が可能となります。

ある程度自由にキーボードを動かすことができますし、時には膝の上で使用するということも可能です。
ただし、製品によってはタイピング時のタイムラグが生じたりすることもあるので注意が必要です。

キーボードの構造で決めるのもイイですし、有線タイプか無線タイプかで決めるのも良いでしょう。
利用シーンや目的によって決めてみましょう。