メンテナンスについて

ある日突然パソコンが動かなくなった、立ちあがるのにやたらと時間が掛かるようになってしまった、という経験をしたことがある方も多いはず。

原因は色々なことが考えられますが、一つにはパソコンのメンテナンスができていないということが挙げられます。
そこで、ここではパソコンのメンテナンスについてお話ししていきます。

不要なファイルを削除する

パソコンのメンテナンスと聞くと、モニターを綺麗に掃除したりキーボードの汚れや埃を落としたりというクリーニングをイメージしてしまうかもしれません。

確かにこれもメンテナンスであることには間違いありませんが、一般的にパソコンのメンテナンスというと内部のメンテナンスのことを指すことが多いです。

代表的なメンテナンスの一つとしてハードディスクの掃除が挙げられます。
ハードディスクの中には知らず知らずのうちに色々なファイルが溜まってしまい、それが時にパフォーマンス低減の原因になることもあるのです。
定期的にディスククリーンアップをすることで不要なファイルを削除でき、パフォーマンスを維持できます。

チェックディスクを実行

チェックディスクという言葉を聞いたことがある方は多いかもしれませんが、これはハードディスク上で壊れてしまっているファイルを見つけて修復してくれる作業のことを指します。

さまざまな理由でファイルが破損してしまうことがありますし、それを放置しておくとパフォーマンスが大きく損なわれることがあります。

破損したファイルをそのまま持ち続けていると誤作動を引き起こしたり、エラーが頻繁に出るようなこともあります。
チェックディスクはウィンドウズに標準装備されていますから、ウィンドウズユーザーならいつでも行うことが可能です。

現実的な掃除も大切

ここではパソコン内部のクリーニングについてお伝えしてきましたが、実際には外部のクリーニングも大切になります。

パソコンには細かい埃が溜まり易いですし、精密機械であるパソコンにとって細かい埃は故障の原因にも繋がりますから注意が必要です。

パソコン本体はネジで簡単に組み立てられていることが殆どですから、プラスドライバーやインパクトドライバがあれば誰でも中を覗くことができます。

まずは目に見える部分を掃除機などを使って埃を吸っていきましょう。
また、ファン近辺は特にゴミが溜まり易いので注意する必要があります。

パソコンのメンテナンスは思い立ったらやる、というのではなく定期的に行う方が効果的です。
思い立った時には既に手遅れということも考えられますから、定期的にメンテナンスするよう周期を決めておくと良いかもしれませんね。

自分でどうしてもできないという場合は電気屋やパソコンショップに持ち込みましょう。