パソコンショップでパソコンを購入しようとした時、HDD搭載や高速SSDで速い!
なんて書かれたポップを見かけることありませんか?
パソコンに詳しい人ならどういう意味かすぐに分かると思いますが、パソコン初心者だと「なにそれ?」ってなっちゃいますよね。
そこで、ここではパソコン初心者の方のためにHDDとSSDについて分かり易く説明しますね。
円盤形のデータ保存装置
ハードディスクドライブのことをHDDと言います。
このハードディスクに、インターネット上で拾った画像や録画した動画が記録されるんです。
ハードディスクドライブのなかにはプラッタという金属製の円盤が回転していて、ここにデータが記録されます。
パソコンを使っていると時々何かが回転しているような音が聞こえたりしますよね?
あれはプラッタが回転しているんですよ。
ハードディスクドライブの中にはほかにもキャッシュと呼ばれるメモリ、プラッタにデータを書き込む磁器ヘッド、プラッタを回転させるスピンドルモーターなんかが内蔵されています。
無音でスマートな記録が可能なSSD
最近電気屋さんに並んでいるパソコンにはSSD搭載!
なんて大きく掲げられた製品もありますよね。
SSDはHDDの代わりとなるよう誕生した記憶装置の一つです。
HDDでは回転するプラッタに対して磁器ヘッドがデータを物理的に記憶していきますが、SSDの場合フラッシュメモリが使用されているので物理的な動作が必要ありません。
SSDにはウェアレベリングという書き込みを行う部分を分散して一箇所に負担が集中しないような技術も用いられています。
これから先はSSDが主流となってくるのかもしれませんね。
HDDとSSDどっちがいい?
できるだけ大容量の記憶装置が必要、という方ならハードディスクドライブがおすすめですね。
ハードディスクドライブは製品によっては1テラバイトなんていう大容量の製品がありますが、SSDの主流要領は256ギガバイトととても低いんです。
ただ、ハードディスクドライブは装置の性質上どうしてもパソコンの重量が重くなってしまったり、衝撃に弱いというデメリットもあります。
SSDはとにかく静かにパソコンを使いたい、という方や軽量パソコンがほしい、という方におすすめです。
あと、HDDに比べて衝撃にも強いというのもメリットですね。
一方のデメリットとしては先ほど挙げたように容量が少ない、製品そのものの単価が高いということが挙げられます。
購入する際には電気屋さんでアドバイスも聞いてみるといいかもしれません。
HDDにもSSDにもそれぞれ長所と短所があるので、初めてパソコンを購入するという方は色々調べてから電気屋さんに行きましょう。
どうしても分からないことは電気屋さんで聞けば丁寧に教えてくれますよ。