パソコンの性能
どれだけ性能の良いパソコンを使っていても、その性能を使いこなさなければ意味がありません。
逆に、性能の低いパソコンで高度なことを行おうとしても、難しいでしょう。
パソコンを選ぶ際は、自分の用途に合ったものを選ぶことが大切ですが、もしそれを見誤ってしまうと、必要以上の出費になってしまったり、逆に『安物買いの銭失い』になってしまったりすることもあります。
ですから、購入段階で自分に見合った商品を選ぶ、ということは、パソコンを選ぶだけでなく、様々な商品を購入する際に、考えなければならないことだというのは、多くの方が既に理解しておられると思います。
パソコン購入後のセットアップ
さて、まずパソコンを買ってきたとしたら、最初に行わなければならないのは何でしょうか。
それは、『セットアップ』です。
このセットアップ作業は非常に重要で、パソコンの最大のパフォーマンスを引き出し、作業効率をアップさせるためには欠かせないものだからです。
さて、そもそもどのようなセットアップが必要なのでしょうか。
大きく３つに分けて考えてみましょう。
まず一つ目が『電源の設定』、二つ目が、『セキュリティの設定』です。
パソコン購入後に一番に行いたい設定
一つ目の『電源の設定』、これは主にパソコンの稼働時間、環境を左右するものです。
どれくらいの時間が経過したらスリープモードになるのか、どのくらいのパフォーマンスを引き出す設定にしておくのか、省エネモードにするかどうか、画面の輝度はどのくらいに保つか、という点などが含まれます。
使うパソコンによって、使用する電気量が異なりますから、もし電気代を抑えたいのであれば、エコに重点を置いた設定にすることができます。
例えば、画面の輝度を最大にしておくのではなく、輝度を落とすことによって消費電力を抑えることができます。
また、スリープになる時間を短く設定することにより、無駄な電力消費を抑えることができます。
これらの設定を最初に行っておくことにより、あとから悩まなくて済みます。
大事なパソコンを守るために行うセキュリティ
二つ目は、『セキュリティの設定』です。
これはパソコンでインターネットを用いる際は、必須と言える作業です。
基本的に必要なのは、『ファイアーウォール』の設定と、『セキュリティソフト』の設定です。
後者を行えば、前者の設定は自動的になされる場合が多いです。
セキュリティソフトは無料のものと有料のものがあり、より高度な保護を行いたいのであれば、有料のセキュリティソフトを選ぶことになります。
ファイアーウォールとは、いわばパソコンを外部の攻撃から守る壁にたとえることができます。
その『壁』があることによって、外部のネットワークから不正に侵入されるのを防ぐことができますが、これ単体では万能ではないため、別途セキュリティソフトが必要になるのです。